
それは歯周病の患者さんがすごく多いということです。
もちろん初期の歯周病の方が大半なのですが、歯がグラグラになって困っている方、歯が抜けてしまって後悔されている方も大勢おられます。
このようなことで困っている患者さんのほとんどが虫歯や歯周病が原因です。
常日頃思うのですが、失ってこそわかるのが歯だと思います。
食事しにくいって実はすごく大変なことだと思います。お口の健康が全身の健康におよぼす問題も実は甘く考えてはいけないのです。
ここで歯周病について簡単に説明します。健康のためにお役立てください。
歯周病ってなに?
歯周病は歯の周囲(歯周組織)に起こる細菌が原因の感染症です。
歯周病には、歯ぐきの炎症に留まった症状の軽い歯肉炎と、歯周ポケットや歯槽骨などの歯周組織まで症状の進んだ歯周炎があります。
歯槽膿漏は歯ぐきからの膿や出血、歯がグラグラするといった症状の進行した歯周炎のことです。
また、さまざまな全身性疾患との関係もわかってきており、今でも世界中の研究機関で研究が続けられています。
歯と歯ぐき(歯肉)の隙間を歯肉溝と言い、健康であればその深さは2mm程度です。
しかし、歯周病になると歯肉溝に入り込んだバイオフィルムによって歯根膜などの組織が破壊され拡大していきます。
この深くなった歯肉溝は歯周ポケットと呼ばれ、歯周病の進行状態を見極めるひとつのバロメーターとなっています。
重度の歯周炎になると歯周ポケットの深さは10mmに及ぶこともあります。
歯周病には、歯ぐきの炎症に留まった症状の軽い歯肉炎と、歯周ポケットや歯槽骨などの歯周組織まで症状の進んだ歯周炎があります。
歯槽膿漏は歯ぐきからの膿や出血、歯がグラグラするといった症状の進行した歯周炎のことです。
また、さまざまな全身性疾患との関係もわかってきており、今でも世界中の研究機関で研究が続けられています。
歯周病と歯周ポケット

しかし、歯周病になると歯肉溝に入り込んだバイオフィルムによって歯根膜などの組織が破壊され拡大していきます。
この深くなった歯肉溝は歯周ポケットと呼ばれ、歯周病の進行状態を見極めるひとつのバロメーターとなっています。
重度の歯周炎になると歯周ポケットの深さは10mmに及ぶこともあります。
歯周病セルフチェック
歯周病の心配される症状をいくつかあげてみます。
1つでも思い当たることのある方は歯科医院で診てもらいましょう。

1つでも思い当たることのある方は歯科医院で診てもらいましょう。
- 口の中がネバネバしてさっぱりしない
- グラグラの歯がある
- 歯を磨くと出血する
- 噛むと痛い、痛くて噛めない時がある
- 歯ぐきがブヨブヨに腫れることがある
- 口臭が気になる、口臭があると言われる
- 歯ぐきから膿が出ることがある
歯周病の進行
お口の中に潜む歯周病の原因菌!
私たちのお口の中には500種類以上もの細菌がいると言われています。
良い働きをする細菌、悪影響を及ぼす細菌など様々ですが、その中で歯周病の原因となる細菌は10種類以上と言われています。
良い働きをする細菌、悪影響を及ぼす細菌など様々ですが、その中で歯周病の原因となる細菌は10種類以上と言われています。
歯周病菌とバイオフィルム

このバイオフィルムはスーパーや薬局などで市販されている洗口剤では落とせません。
歯周病の症状

- 歯肉炎
- 歯周炎軽度
- 歯周炎中等度
- 歯周炎重度
- 歯肉炎
(歯周病初期) - 歯垢(プラーク)や歯石がたまって、歯肉が腫れ初めています。自覚症状はありません。
- 歯周炎軽度
- 歯肉が赤く腫れ、歯周ポケットも深くなりだしました。歯を支える歯槽骨も溶け出しました。歯磨き時の出血もみられることがあります。
- 歯周炎中等度
- 口臭・出血・不快感が高まり、膿が出ることもあります。歯槽骨の喪失も増え、歯のグラグラも出てきました。
- 歯周炎重度
- 歯肉は化膿し、口臭もきつくなりだします。歯槽骨もかなり喪失し、歯のグラグラも大きくなっています。歯が抜けてしまうこともあります。
歯周病と全身疾患
歯周病が影響をおよぼす全身疾患は様々で、歯周病菌が気道や血管に侵入して起こる病気、歯周病菌に対する免疫不全が関係する病気があります。
病気は互いに悪影響を及ぼしあうことが多々あり、歯周病も例外ではありません。
そのため、歯周病の予防や改善は全身の健康とも大きな関係にあります。

病気は互いに悪影響を及ぼしあうことが多々あり、歯周病も例外ではありません。
そのため、歯周病の予防や改善は全身の健康とも大きな関係にあります。
歯周病と全身疾患の関係
| 糖尿病 | 血液の血糖値が病的に高まる病気で、白内障などさまざまな合併症を起こすことがあります。 歯周病と糖尿病は互いの治療効果を妨げ合う関係にあります。 |
|---|---|
| 誤嚥性肺炎 | 歯周病菌などの細菌が、誤って唾液や飲食物と一緒に肺に入ってしまって(誤嚥)起こります。高齢の方に多い病気です。 |
| 細菌性心内膜炎 (感染性心内膜炎) |
血管に進入した細菌が体内を巡って心臓内の弁や心内膜、心筋に感染して起こる心疾患。 |
| 虚血性心疾患 (心筋梗塞・狭心症) |
血液中の細菌により、心臓の冠状動脈が障害を受けて形成された血栓が、血流を阻害して起こる心筋梗塞や狭心症。 |
| 内臓疾患 | 血管に進入した細菌が体内を巡って腎臓や肝臓に感染して起こる疾患。糖尿病との合併症が懸念されます。 |
| 早産や低体重児出産 | 歯周病の時に起こる免疫反応が早産を誘発することがあることがわかっています。 |









